Claude Codeを開くたびに/modelでモデルを選び直していたのをやめた。設定を2箇所に書いただけで、起動した瞬間から狙ったモデルで動くようになった。
1日に何度も、同じ選び直しをしていた
作業ごとにターミナルを開き直すたびに、毎回同じ選択を繰り返していた。積み重なると地味に時間を食う。
普段の作業は、資料の下読みや原稿の下書きにSonnet 5、込み入った設計判断が要る時だけOpus系、という使い分けをしている。問題は、Claude Codeを新しく開くたびにモデルが既定値に戻ることだった。
1回あたりは/modelと打ってリストからSonnet 5を選ぶだけの、10秒程度の作業だ。ただ、1日に5〜6回はターミナルを開き直すので、1日50〜60秒、月に換算すると30分近くを「モデルを選び直すだけ」に使っていた計算になる。作業内容ではなく、作業を始める前の準備に時間を取られている状態だった。
環境変数1行で、開いた瞬間からSonnet 5になった
設定ファイルに1行書いたら、次に開いたセッションからずっとSonnet 5で起動するようになった。
Claude Codeの2026年8月のアップデートで、ANTHROPIC_DEFAULT_MODELという環境変数(アプリの起動時に読み込まれる設定値。ここに書いた値が、次に開くセッションの初期値になる)が追加された。これを設定しておくと、新しく開くセッションが最初からその値で動く。
ホームディレクトリの設定ファイル(~/.claude/settings.json)に以下を追記する。
{
"env": {
"ANTHROPIC_DEFAULT_MODEL": "claude-sonnet-5"
}
}
すでに/modelでモデルを選んで保存したことがある場合、環境変数を足しただけでは切り替わらない。過去の保存済みの選択が優先され、この環境変数は無視される仕組みだからだ。一度/modelで保存を上書きするか、設定を消してから試す必要がある。
選択肢のリストも、自分用に絞れるようになった
普段使わないモデルを消して、よく使う2つだけを並べたら、選ぶときに迷わなくなった。
同じアップデートで、modelPickerという設定も追加された。/modelを打ったときに出てくる一覧(ピッカー)を、自分で並べ替えたり絞り込んだりする設定だ。
同じ~/.claude/settings.jsonに以下を追記する。
{
"modelPicker": {
"options": [
{ "model": "claude-sonnet-5", "label": "Sonnet 5(普段使い)" },
{ "model": "claude-opus-5", "label": "Opus 5(重い判断用)" }
]
}
}
試してみると、一覧に出てくるのがこの2つだけになった。以前は既定のモデル一覧がそのまま出てきて、使わないものまで目に入っていたが、それが消えた。選択肢が減るだけで、選ぶときの迷いも一緒に減る。
地味だけど、積み重なると効いてくる
Claude Codeは大きな新機能だけでなく、こうした細かいUX改善(使い勝手の改善)が更新のたびに何個も入る。今回のモデル選択まわりも、その一環にすぎない。ただ、1回あたりの改善は小さくても、毎日触るツールなので積み重なると馬鹿にできない。
今回設定した2つは、作業内容そのものは何も変えていない。ただ、作業を始める前の「選び直し」という無駄を消しただけだ。派手さはないが、この手の小さな摩擦を1つずつ消していくと、1日の中でAIに向き合う時間の質が変わってくる。
今日からできること
~/.claude/settings.jsonを開いて、普段一番よく使うモデルをANTHROPIC_DEFAULT_MODELに、よく使う2〜3個のモデルだけをmodelPickerに書いてみてほしい。次にClaude Codeを開いたときの最初の一手が、それだけで変わる。
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