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ブログの自動投稿、102日で4回スキップしていた理由。Claude Codeの『止まらない機能』と比べてみた

ブログの自動投稿、102日で4回スキップしていた理由。Claude Codeの『止まらない機能』と比べてみた

このブログの自動投稿は、102日間で86本公開して4回スキップした。スキップの中身を数えてから、Claude Codeに2026年9月追加された「無人運用向け機能」を調べたら、自分がすでにやっていたことと、やれていなかったことがはっきり分かれた。

Claude Codeに「止まらないための機能」が追加されていた

cronやスケジュール実行で承認待ちが来ても、止まらずに拒否して先へ進める設定が増えた。

Claude Code(AIにパソコン操作やコード作成を任せられるツール)のv2.1.259で、--permission-prompts noneというオプションが追加された。これを付けて起動すると、本来なら人の承認を求める操作(ファイル削除や外部送信など)が来たとき、待たずに全部拒否してそのまま次に進む。無人で動くスケジュール実行やCI(コードを自動でテスト・公開する仕組み)の途中で承認待ちのまま止まってしまう事故を防ぐための機能だ。

同じ9月には、v2.1.261でヘッドレス実行(画面を介さず、コマンドだけで動かす実行方式)の出力上限が128K文字まで引き上げられ、使っていないSkill(Claude Codeに登録した定型作業の手順書)を棚卸しする/skill-doctorコマンドも追加された。どちらも「無人で長く動かす」「道具が増えすぎて何を使っているか分からなくなる」という、自動化を続けた先で起きる問題への対処だ。

無人運用

人が画面の前にいない状態でAIを動かし続けること。承認やエラーが起きたときにどう振る舞うかを事前に決めておかないと、止まったまま誰も気づかない、ということが起きる。

このブログの自動投稿も、同じ問題に先に当たっていた

「品質基準を満たさなければ、人に聞かずに黙ってスキップする」というルールを、最初から仕組みに書いていた。

このブログは毎朝、AIが記事ネタを選び、書き、WordPressへ投稿するところまでを無人で回している。投稿前には必ず「品質ゲート」という自己チェックを通し、タイトルが抽象的すぎる、具体的な数字が1つもない、既存記事の焼き直しにしかなっていない、といった項目に1つでも当てはまったら、そのネタを使わずに捨てる決まりにしている。

2026年6月21日の運用開始から9月30日までの102日間で、記録を数えてみた。

  • 投稿成功:86本
  • スキップ:4回
  • テスト実行:1回

スキップの4回は、どれも「品質が悪かった」のではなく「同じ日にすでに別の投稿が成功していた」という重複投稿ガードが働いたケースだった。1日1本ルールに対して、何らかの理由で処理が2回走ってしまったときに、2回目が自分で気づいて止まる仕組みが実際に効いていた。

無人で動く自動化において、「失敗して止まる」と「正常に何もしない」は見た目が同じになりやすい。この2つを区別できる記録を残しているかどうかが、後から安心して放置できるかの分かれ目になる。

品質ゲートが「落ちたらどうするか」まで仕組みに入っていたか

7月21日に、品質ゲートに落ちたネタをわざと投げて、本当に非公開のまま消えるかをテストしていた。

このブログの投稿スクリプトは、まず「下書き」の状態で記事を作り、機械的な検証(タイトルの文字数、本文の長さ、装飾ブロックの有無など)を通ったものだけを公開状態に切り替える2段階方式になっている。7月21日の記録には、わざと検証に落ちる記事を作って、下書きのまま止まることと、それを完全に削除できることを確かめたテストが残っていた。結果は「公開ゼロ」。想定どおりだった。

Claude Codeの--permission-prompts noneが「承認が要る場面では全部拒否する」という単純な一律ルールなのに対して、このブログの仕組みは「品質が足りないネタは下書きのまま止める」「重複が起きたら理由を1行記録してスキップする」というように、止まる場面ごとに違う振る舞いを決めていた。どちらが優れているという話ではなく、無人で動かす以上どちらも避けて通れない設計判断だった、という点が共通している。

「無人で自動化した」で終わらせると、承認待ちや品質不合格が起きたときにどう振る舞うかが未定義のまま残る。動かし始めてから気づくより、動かす前に「止まる場面で何をするか」を1行でいいので決めておいたほうが、後の事故が減る。

今日からできること

自分が動かしている無人の自動化(スケジュール実行・定型処理・自動投稿など)を1つ思い浮かべて、「想定外のことが起きたとき、今の設計は止まるのか、それとも安全に何もしないのか」を確認してみる。決まっていなければ、次のプロンプトで仕様に追記するところから始められる。

この自動化が[承認が必要な操作/品質基準を満たさないケース]に当たったとき、処理を止めて待つのではなく、[安全な既定の動作]を選んで、その理由をログに1行残すようにしてほしい。既定の動作は[具体的な内容]とする。

今日のブログ自体も、このルールのおかげで「とりあえず何か投稿する」のではなく、「基準を満たさないなら出さない」を選べている。