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日経7万円回復、でも半導体は決算待ち。マイクロン決算前にどう構えるか

【市況分析】日経平均は1週間で+7.92%のV字回復。だが半導体相場は6月24日のマイクロン決算という関門を控え、過熱感と決算リスクが同居する局面にある。サテライト勢にとっては「飛び乗るか、決算を待つか」の判断が問われる週だ。

先週何が起きたか ― 暴落から一転、歴史的リバウンド

6月初旬のSOX指数−10.3%の暴落から、日経は1週間で5,230円高の71,250円まで戻した。

話の起点は6月5日。強い米雇用統計を受けてFRBの次の一手は「利上げ」との観測が一気に強まり、金利上昇に弱いグロース株が叩き売られた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)はこの日−10.3%と、2020年3月のコロナショック以来の下落率を記録。ナスダックも−4.2%、S&P500は−2.6%と急落した。

ところが翌週(6/15〜19)、日経平均は週間で+7.92%(+5,230円)急騰し、終値71,250円と最高値圏まで戻した。「AI需要は構造的で、半導体の調整は一時的」という見方が買い戻しを呼んだ形だ。

なぜ「過熱感」が警戒されているのか

1週間で8%近く上げた直後だけに、来週のレンジ上限では利益確定売りが出やすい。

来週(6/22〜26)の日経平均の予想レンジは68,800〜77,500円とされる。注目すべきは、暴落の引き金になった「利上げ観測」という根本のマクロ要因が消えたわけではない点だ。下げの原因が解消したのではなく、「調整は行き過ぎ」という反発で戻しただけなら、再び金利材料が出れば同じ下げを繰り返しうる。

マクロ(利上げ観測)→ セクター(金利に弱い半導体・グロース)→ 個別(高PER銘柄ほど振れ幅大)という連鎖は、今も生きている。V字回復は「リスクが消えた」サインではなく「ボラティリティが高い」サインと読むのが妥当だと見ている。

今週の主役 ― マイクロン決算という試金石

6月24日(米国時間)のマイクロン決算が、半導体相場の方向感を決める。

マイクロン・テクノロジー(MU)が日本時間6月25日早朝に2026年3〜5月期決算を発表する。メモリ半導体はAIデータセンター向けHBM(広帯域メモリ)需要の最前線にあり、同社のガイダンス(次期見通し)は「AI需要は本物か」を測る試金石になる。

HBM(High Bandwidth Memory)とは

AIアクセラレータに積層して使う広帯域メモリ。生成AIの学習・推論で需要が急増しており、マイクロン・SKハイニックス・サムスンの3社が主要供給者。決算では「HBMの受注がどこまで埋まっているか」が最大の注目点になる。

決算が強気ガイダンスなら半導体全体が買い直され、日本のレーザーテック・東京エレクトロン・アドバンテストといった製造装置株にも波及しやすい。逆に慎重な見通しなら、戻したばかりの相場は再び調整含みになる。決算前のいまは、方向感が決まる前の「待ち」の時間帯と言える。

サテライト勢としてどう動くか

「全力で乗る」でも「全部降りる」でもなく、決算をまたぐ建て方を設計する局面。

コア(インデックス積立)は当然そのまま継続。問題はサテライトの半導体ポジションだ。考え方の選択肢を整理すると――

決算待ち:6/24マイクロン決算を確認してから動く。最も無難。V字回復後の高値づかみを避けられる。
分割打診買い:個別株の一点張りを避け、半導体ETF(SOXL等のレバ型ではなく現物ETF)で薄く拾い、決算後に判断を上乗せ。
様子見+現金温存:過熱感を重視し、レンジ下限(68,800円接近)まで待つ逆張りスタンス。

注意:1週間で+8%という上げ幅は、押し目なく飛び乗ると高値づかみのリスクが高い。とくにレバレッジ型ETF(SOXL等)は、ボラティリティが高い局面では「減価」で日々の値動き以上に削られやすい。決算という明確なイベントを控えた今は、レバ商品でのギャンブルは見送りたい。

私自身のサテライト方針なら、今週は①の決算待ちを軸に置く。AI・半導体の長期トレンド自体は崩れていないと見ているが、それは「今すぐ高値で買う理由」にはならない。構造的に強いテーマだからこそ、押し目や決算通過というタイミングを選んで仕込む余地がある、と考えている。

出典:ダイヤモンド・ザイ「来週の日経平均予想レンジ」、三井住友DSアセットマネジメント「米国株は半導体関連を中心に大幅反落」、IG証券「SP500週次続伸 重要半導体決算で波乱も」(いずれも2026年6月)

※本記事はAIが収集した公開情報をもとに自動生成したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。