AI仕事術

散らかったダウンロードフォルダ723個を、AIに1分で片づけてもらった話

散らかったダウンロードフォルダ723個を、AIに1分で片づけてもらった話

ぐちゃぐちゃに溜まった700個超のダウンロードファイルを、AIに日本語で頼んだら1分ちょっとで種類別フォルダに片づいた。自分の手は一切動かしていない。

「いつか整理しよう」と思って何年も放置していたダウンロードフォルダ。PDFも画像もインストーラもZipも全部ごちゃまぜで、目当てのファイルが探せない。これをAIに任せてみたら、想像よりずっとあっけなく終わった話を書く。

何をやったか:日本語で「種類別に分けて」と頼んだだけ

フォルダを指定して「ファイルを種類ごとにフォルダ分けして」と1行頼むだけ。仕分けルールはAIが勝手に考える。

使ったのはClaude Code(クロードコード)。パソコンの中のファイルを直接読んだり動かしたりできるAIツールだ。やったことはシンプルで、散らかったフォルダの場所を教えて、こう頼んだだけ。

ダウンロードフォルダの中を見て、ファイルを種類ごとにフォルダ分けして整理して。
PDF・画像・動画・音楽・インストーラ・圧縮ファイル・書類…みたいに分類して、それぞれフォルダを作って中に移動して。
何をどこに動かしたかは、最後に一覧で教えて。

すると、AIがまずフォルダの中身をざっと数えて「723個あります。こういう種類に分けます」と方針を見せてくれる。OKを出すと、フォルダを作りながら順番にファイルを移していく。最後に「画像を312個、PDFを148個、インストーラを41個動かしました」と報告が出て終わり。

ポイントは「ルールを自分で決めない」こと。分類の基準もフォルダ名もAIに考えさせると、自分では思いつかなかった切り分け(例:スクショだけ別フォルダ)まで提案してくれる。

Before → After:何が変わったか

手作業なら半日仕事のものが、待ち時間込みで体感3分。自分の作業時間はほぼゼロになった。

これまで同じことを手でやろうとすると、ファイルを1個ずつ右クリックして移動して…の繰り返しで、途中で必ず心が折れていた。今回の内訳はこうだ。

  1. 頼む文章を打つ:30秒
  2. AIが中身を確認して方針を出す:20秒
  3. OKを出して実際に仕分けが終わるまで:1分

合計で2分弱。しかもその間、自分は別の作業をしていてよかった。手作業の「ファイル723個 × 1個あたり数秒」が丸ごと消えた計算になる。

ちなみに頼み方ひとつで結果が変わる。悪い例は「全部きれいにしといて」とだけ頼むパターンで、どこに何を動かしたか分からず後で行方不明になる。良い例は「種類ごとに分けて、何をどこに動かしたか最後に一覧で報告して」と頼むパターン。履歴が残るので、間違っても元に戻せる。

失敗しないための注意点

大事なフォルダでいきなり本番をやらない。最初は「動かす前に計画だけ見せて」とワンクッション置く。

AIにファイルを動かす許可を与えるということは、消したり上書きしたりもできてしまうということ。実際にやってみて感じた落とし穴を3つ。

① いきなり全自動で動かさない。最初は「実際に動かす前に、分類の計画だけ先に見せて」と頼んで、内容を確認してから実行する。
② 仕事の重要ファイルが入ったフォルダでは試さない。まずはダウンロードフォルダのような「散らかっても困らない場所」で練習する。
③ 同じ名前のファイルがあると上書きの危険がある。「同名ファイルは上書きせず、名前を変えて残して」と一言足しておくと安全。

Claude Code(クロードコード)とは

AIが自分のパソコンの中のファイルを直接読んだり、フォルダを作ったり、ファイルを移動したりできるツール。普通のチャット型AIは「やり方」を教えてくれるだけだが、こちらは「作業そのもの」を代わりにやってくれる点が違う。

今日からできること

まずは一番散らかっているフォルダで、「動かさず計画だけ」を頼んでみる。これなら何も壊れない。

いきなりファイルを動かすのが怖ければ、最初は下の頼み方がいい。AIは中身を見て分類案を出すだけで、実際には何も動かさない。提案を見て「なるほど」と思ったら、改めて実行を頼めばいい。

ダウンロードフォルダの中を見て、どう種類分けすれば整理できそうか、計画だけ提案して。
まだファイルは動かさないで。フォルダ名と、何個ずつくらいになりそうかだけ教えて。

「片づけなきゃ」と思って何年も放置していたものほど、AIに任せると一瞬で終わる。最初の一歩として、ちょうどいい題材だと思う。