会議の殴り書きメモを1個貼っただけで、清書済みの議事録・担当者別TODO・カレンダー登録用の予定文・共有メールの下書きが、まとめて4点セットで返ってきた。手作業だと毎回40分かかっていた会議後処理が、5分で終わるようになった。
やったことと、減った時間
「議事録を書く」だけをAIに頼むのは半分。会議後の作業を1本の流れにつなぐと、40分→5分になった。
会議が終わったあと、私がいつもやっていたのはこの4つだった。
- 殴り書きのメモを清書して議事録にする
- 「誰が・何を・いつまでに」のTODOを拾い出す
- 締め切りをカレンダーに入れる
- 参加者に共有メールを送る
これを別々の作業としてやると、毎回合計40分くらいかかっていた。内訳は、清書に20分、TODO整理に10分、カレンダー入力に5分、メール作成に5分。週に3〜4回会議があると、それだけで週2時間が消えていた。
これを、メモを1回貼るだけで4点まとめて出力させる形に変えたら、確認と微修正を含めて5分で終わるようになった。
ポイントは「議事録だけ」を頼まないこと。議事録・TODO・カレンダー文・共有メールを1つのプロンプトでまとめて出させると、会議後の作業がほぼ消える。
実際に貼ったメモと、使ったプロンプト
入力は箇条書きの殴り書きでいい。きれいに書こうとしないのがコツ。
私が貼ったのは、会議中にスマホで打ったこの程度のメモだ。
会議メモ(実際の殴り書き):
・新サービスの告知、来月頭から
・LP田中さん、今週金曜まで
・価格まだ決まってない→次回までに私が案出す
・問い合わせ対応のフロー、佐藤さんが整理
・次回ミーティング7/3 15時
このメモの下に、次のプロンプトをそのまま貼って実行した。
以下の会議メモから、4つを作ってください。
①議事録:日付・参加者・決定事項・保留事項を見出しで整理
②TODO一覧:「担当者/やること/期限」の表。期限が不明なものは「要確認」と明記
③カレンダー登録用テキスト:期限のある項目ごとに「件名・日付・ひとこと」の形で
④共有メール:参加者向けに、敬体で。冒頭に「お疲れさまです」、本文に決定事項とTODOの要約、最後に次回日程
【会議メモ】
(ここに上のメモを貼る)
ポイントは、出力の形を全部指定していること。「いい感じにまとめて」だと毎回バラバラの形で返ってくるが、「①〜④を、この項目で」と型を渡すと、毎回同じ形で揃う。一度型が決まれば、次の会議からはメモを差し替えるだけでいい。
返ってきた4点セット
清書とTODO抽出だけでなく、そのまま使える「次の行動」まで出てくるのが効いた。
実際に返ってきたのは、こんな中身だった。
- 議事録:決定事項(新サービスを来月頭に告知)と保留事項(価格未定)が分かれて整理された
- TODO一覧:表の形で、田中さん=LP(金曜)、自分=価格案(次回まで)、佐藤さん=問い合わせフロー、と担当別に並んだ
- カレンダー文:「件名:LP締め切り/日付:今週金曜/ひとこと:田中さん担当」のように、コピペで予定に入れられる形
- 共有メール:そのまま送れる敬体の本文。次回7/3 15時まで入っていた
特に助かったのが、価格の項目を勝手に決めつけず「期限:要確認」と立ててくれたこと。曖昧なところを曖昧なまま、でも「これは決めないといけない」と可視化してくれる。
なお今回はカレンダー用のテキストとメール下書きをコピペで使ったが、AIをカレンダーやメールアプリと直接つなぐ仕組み(MCP=AIと外部アプリをつなぐ共通の差し込み口)を使えば、登録や下書き作成まで自動化できる。ただし設定の手間がかかるので、まずはコピペ運用で「型」を固めてからで十分だった。
つまずいた点
そのまま貼って終わり、ではない。1分の確認は必ず要る。
AIはメモにない日付を「たぶんこれ」と埋めてくることがある。今回も一度、期限が空欄の項目に勝手な日付が入っていた。日付・人名・金額は必ず自分で確認すること。曖昧な箇所は「不明なものは要確認と書いて」とプロンプトに明記しておくと、推測で埋めるのを防げる。
もう1つ。社外の固有名詞や未公開情報をそのまま貼るのが不安なときは、メモの段階で固有名詞を「A社」「担当B」に置き換えてから貼ると安心だった。
今日からできること
次の会議のメモを、清書せずそのまま貼ってみる。
きれいに書く必要はない。箇条書きの殴り書きを、下のプロンプトの【会議メモ】の下に貼って実行するだけでいい。一度出力の形が気に入ったら、そのプロンプトを「議事録テンプレ」として保存しておけば、次回からはメモの差し替えだけで済む。
以下の会議メモから、4つを作ってください。
①議事録(日付・参加者・決定事項・保留事項)
②TODO一覧(担当者/やること/期限の表。不明な期限は「要確認」)
③カレンダー登録用テキスト(件名・日付・ひとこと)
④参加者への共有メール(敬体・決定事項とTODOの要約・次回日程)
【会議メモ】
