【市況の話】週明け(8/31〜9/4)の日経平均は、67,000円を超えられるかが焦点になる。今週(8/24〜28)は月曜488円安から始まり5日連続で値幅の大きい上下を繰り返したが、着地は+389円(+0.59%)だった。日々の値動きそのものに一喜一憂するより、来週発表される米雇用統計(9/4)が金利をどちらに動かすかを見ておいたほうが、会社員投資家には実用的だと考えている。
今週の値動きを分解する
5日間で488円安→328円高→405円高→130円安→273円高、合計は+389円だった
8/24(月) -488円
8/25(火) +328円
8/26(水) +405円
8/27(木) -130円
8/28(金) +274円
週間合計 +389円(+0.59%)
週末終値 66,405.56円
1日ごとの値幅だけを見ると振れ幅が大きく、ニュースを追いかけているとその都度気持ちが動きやすい。だが週単位で見ればプラスで着地している。日中の乱高下と、週間トレンドは別物として扱ったほうがいい週だった。
乱高下の震源はエヌビディア決算だった
好決算そのものは市場に安心材料を与えたが、日本の半導体株の反応は一様ではなかった
8/26発表のエヌビディア第2四半期決算は、売上高が前年同期比106%増の962億ドルで市場予想を上回った。次の第3四半期のガイダンスも市場予想(約1,042億ドル)を上回る1,080億ドルを提示し、CFOは「2028年度の売上高は約70%増加する」という強気の見通しも示している。「AI需要は減速していない」というこの材料が、水曜の+405円につながった。ただし木曜には主力顧客の一角が売られる場面もあり、好決算がそのまま日本の半導体株全面高には直結しなかった。個別の温度差は前々回の記事で扱った通り。
決算前から期待で買われていた銘柄ほど、発表後に「材料出尽くし」の利益確定売りが出やすい。数字自体が悪いわけではなく、あらかじめどこまで織り込まれていたかで反応が分かれる。
来週の焦点は米雇用統計と米金利
労働市場の弱さが8月分でも確認されれば、金利低下がAI・半導体株への追い風になる
来週(8/31〜9/4)は米国の経済指標が集中する。9/1(火)にISM製造業景況指数、9/2(水)にADP雇用統計、そして週末9/4(金)に本命の米雇用統計が発表される。直近7月分の非農業部門雇用者数は前月比2.3万人減、失業率は4.1%で、5月・6月分も合計10.3万人下方修正されており、労働市場の減速が続いている。8月分でもこの弱さが確認されれば、追加利上げ観測が後退し米金利には低下圧力がかかりやすい。金利が下がればグロース株、なかでもAI・半導体株には追い風になる。市場予想レンジは64,000円〜69,000円で、67,000〜67,500円を超えられれば69,000円が再び視野に入る、という見方も出ている。
逆に雇用統計が予想より強ければ、利上げ観測が再燃して金利が上がり、日経平均には重荷になる。「経済指標が弱いほど株高になりやすい」という、景気の実感とは逆の反応になりやすい局面であることには注意しておきたい。
会社員インデックス投資家はどう見るか
日々のブレより、金利トレンドがどちらに向かうかを追うほうが実用的
インデックス積立をしている人にとって、月曜488円安・水曜405円高のような日々の振れは、本質的にはノイズに近い。5日間で見れば+389円というプラス着地だったことが、それを裏付けている。一方で、来週の雇用統計が示す「金利がどちらに向かうか」は、日経平均の主力を占める半導体・AI関連株のバリュエーションに直結するテーマで、数週間単位のトレンドに影響してくる。日々の値動きの理由を追うより、こちらを押さえておくほうが投資判断としては使いやすい。
出典:外為どっとコム マネ育チャンネル「来週の日経平均見通し」(2026年8月28日)、Bloomberg「エヌビディア、2028年度売上高70%増を予想」(2026年8月26日)
自分なら、来週の日々の値動き自体を予想しようとはしない。9/4の雇用統計が「弱い」方向に出れば金利低下でAI・半導体株には追い風、「強い」方向に出れば逆、というシナリオの分岐だけを頭に入れておいて、結果が出てから動いても遅くない、と考えている。67,000円という節目は、突破できたかどうかを後から確認する目印くらいに扱うつもりだ。
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※本記事はAIが収集した公開情報をもとに自動生成したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
