【市況の話】10月21日の日経平均は朝方に1,300円超上げたのに、終値は545.82円高の64,621円。朝の上げ幅の6割近くが、取引時間のうちに消えました。会社員の投資家にとって大事なのは、上がったことより「どこで失速したか」だと自分は考えています。
この記事のポイント:①朝は半導体の買い戻しで急伸 ②昼にかけて戻り売りで上げ幅が縮小 ③「朝の高値」より「終値」を見るほうが、自分の持ち株の実感に近い
朝方に1,300円超上昇、終値は545円高にとどまった
10月21日の日経平均は3日ぶりに反発したが、朝の勢いは最後まで続かなかった。
寄り付きは前日比810.53円高の64,885.95円。一時は1,300円超上昇して65,000円台を回復しました。前引けも748.13円高の64,823.55円と強い形でしたが、後場に入って上げ幅が縮み、大引けは545.82円高(+0.85%)の64,621.24円でした。
朝の高値からの上げ幅で見ると、最後まで残ったのは4割ほどです。TOPIXも34.52pt高の4,043.73pt(+0.86%)で、東証プライムの値上がり銘柄は63.2%、値下がりは33.5%でした。
10/21 日経平均:寄り付き 64,885.95円 → 前引け 64,823.55円 → 大引け 64,621.24円
参考:10/15 終値 64,425.95円(下げ幅過去3番目)/10/16 終値 65,324.29円
前日の米国は「ダウ高・ナスダック横ばい」だった
反発の土台は、米国市場でダウが大きく戻したことと、前日までの下げの反動だった。
10月20日の米国市場は、ダウ平均が529.85ドル高の52,495.88ドル、一方のナスダックは6.07ポイント安の26,424.82。中東情勢の緊張緩和期待による原油安や、利上げ警戒の後退がダウを支えた一方、AI関連は投資負担への警戒が残り、慎重な動きでした。
日本株は10月19日・20日の2日間で1,200円超下げていました。そこにダウ高が重なり、朝は半導体株と銀行株への買い戻しが先行した形です。
押し上げ役は半導体3社、失速したのも半導体だった
朝の上げを支えた銘柄が少数に偏っていたため、その銘柄が伸び悩むと指数も一緒に失速した。
前場時点の寄与度は、アドバンテストが+94.93円、東京エレクトロンが+91.02円、ソフトバンクグループが+80.91円、イビデンが+59.06円、TDKが+43.74円。上位5銘柄だけで約370円で、前場の上げ幅748円の約5割を占めました。
後場は半導体関連の一角が伸び悩み、米株価指数先物の上昇も一服したため、買い戻しが一巡したところで戻り待ちの売りが出た、と報じられています。業種別では非鉄金属・銀行・保険が上昇し、小売・パルプ紙・鉱業が下落でした。ファーストリテイリングやニトリHDなど内需の小売株は売られ、指数と実感がずれやすい日でした。
下げた株価が戻ってきたところで「やっと元値に近づいた」と手放したい人が出す売り注文のこと。直前に大きく下げた相場では、反発の途中で出やすくなります。
会社員のインデックス投資家はどう受け取るか
日中の値動きに一喜一憂せず、「終値でどう変わったか」と「指数の中身の偏り」だけ確認すれば足りる。
インデックスを積み立てている人にとって、この日の朝高→引け安は、売買の判断材料にはなりません。ただ、少数の半導体株で指数が動く構造は10月に入ってから繰り返し出ており、同じ「日経平均で約540円高」でも中身が違えば意味も違います。
注意点:日経平均は値がさ株の影響が大きい指数です。半導体3社の値動きが読みにくい局面では、日経平均に連動する商品ほど振れ幅が大きくなる可能性があります。
個別株に少額で手を出している人は、「朝の急伸で慌てて買い増さない」「戻り待ちの売りが出る水準を自分で決めておく」くらいの準備で十分だと自分は考えています。10月はコアウィーブの社債問題や中東情勢など材料が重なっており、反発が続くかどうかは、半導体株が朝の高値を取り戻せるかで見るほうが実態に近いと見ています。
出典:財経新聞(2026年10月21日、日経平均大引け・前場記事)、株探、各種市況報道。10月20日の米国市場の数値は財経新聞の前場記事による。SOX指数の10月20日の値動きは確認できなかったため記載していません。
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※本記事はAIが収集した公開情報をもとに自動生成したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
