Claude Codeを約54分放置すると、会話が自動で圧縮される設定が入っていた。自分の設定ファイルを見たら、この機能を止める項目は一度も書いていなかったので、知らないうちに「既定でオン」で動いていたことになる。
変更内容:会話が20万トークンを超えた状態で約54分操作しないと、Claude Codeが会話を自動で要約・圧縮する(v2.1.299)。止めたいときは設定に "idleCompaction": false を書く。
何が変わったのか:公式changelogで確認した範囲
対象は「20万トークン超」かつ「約54分放置」の会話だけ。短い会話は何も起きない。
公式のchangelog(code.claude.com/docs/en/changelog)で、v2.1.299に次の記述があることを確認した。
- 20万トークンを超える会話は、約54分の放置後にアイドル圧縮される
- 無効化は
"idleCompaction": false
changelogにはリリース日が載っていなかったので、公開日は書かない。手元の claude --version は 2.1.304 だった。つまりこの機能が入った版より新しい。
長くなった会話を、AIが要点だけの短い要約に置き換えること。会話の容量は減るが、細かい言い回しや途中のやり取りは要約に残らないことがある。
自分の環境で確かめたこと
設定ファイルに idleCompaction の記述は0件。5MB超の会話記録は209本あった。
実際に調べた数字は次のとおり。
- 設定ファイル2つ(settings.json / settings.local.json)を検索:
idleCompactionは 0件 - このフォルダの会話記録(jsonl)のうち5MB超:209本(全体は1,486本)
- 最大の記録は約33MB(上位3本は29MB・31MB・33MB)
ファイルの大きさは、20万トークンを超えた証拠ではない。トークン数とファイルの大きさは別の単位で、記録にはツールの出力なども入る。ただ、短い会話ではないものが多数あることは分かった。
⚠未確認:自分の会話のうち、実際にこの自動圧縮が走ったものがあるかは確かめていない。記録の中身から圧縮の痕跡を探す作業はやっていない。
放置してから戻る人が気をつけること
お昼休みを挟んだ長い作業は、戻ってきたら要約になっているかもしれない。
昼休みや会議で1時間近く席を外し、戻って続きを頼むと、AIの手元にあるのは要約だけ、という場面があり得る。細かい指定(ファイル名の付け方、直前に決めたルール)が要約から抜けたときは、同じ指示がもう一度必要になる。
対策は2つ。
- 大事な決めごとは、会話でなく指示書(CLAUDE.md)に書いておく
- 席を離れる前に、決めたことを3行で書き出させておく
席を外す前の依頼文:「ここまでに決めたルールと、まだ終わっていない作業を、3行ずつ箇条書きにして。次に戻ったら、それを見て続きを始める」
止めるか、そのままにするか
自分は止めずにそのままにする。理由は、指示書に決めごとを書く運用にしているから。
止めるなら、設定ファイル(settings.json)に次の1行を足す。
"idleCompaction": false
止めると会話は圧縮されず、容量がそのまま残る。長い会話が重くなる代わりに、細かい言い回しも消えない。自分の使い方は、決めごとを指示書に置いて新しい会話から始める形なので、要約されても困る場面が少ない。この判断は今日の時点のもので、実際に困ったら変える。
今日からできること
自分の設定に idleCompaction があるかを、1コマンドで調べる。
ターミナルで:grep -n idleCompaction ~/.claude/settings.json
何も出なければ、既定のオン。止めたい場合だけ上の1行を足す。
バージョンが古い(v2.1.299より前)と、この機能自体が入っていない。claude --version で確認できる。
