結論:2026年度予算は、防衛・AI半導体・造船などを国が買い支える方向をはっきり示している。ただ、予算が通ることと企業の売上が伸びることの間には時間差があるので、ニュースが出た時点で飛びつくのは遅い、と自分は考えている。
【テーマ・制度の話】
2026年度予算は122兆円超、2年連続の過去最大
一般会計は122兆3,092億円。国のお金の使い道が、この数年で変わってきている。
2026年度(令和8年度)の一般会計総額は122兆3,092億円で、2年連続で過去最大を更新しました。3月に成立しています。高市政権は「責任ある積極財政」を掲げ、産業競争力と安全保障を一体で進める方針です。
一般会計総額:122兆3,092億円(2年連続の過去最大)
防衛関係費:9兆353億円(初めて9兆円超)
新規契約額(防衛):8兆8,459億円
AI・半導体関連:1兆2,390億円(投資情報サイトの集計。範囲は予算資料で確かめるのが確実)
防衛費は計画どおりに積み上がっている
防衛関係費は9兆353億円。急に増えたのではなく、2022年の計画に沿った一区切りです。
財務省の資料では、防衛関係費は9兆353億円、新規に結ぶ契約額は8兆8,459億円です。防衛費は2022年12月に決まった防衛力整備計画に沿って増えてきたもので、今年度はその途中にあります。計画が見えている分、会社員投資家にとっては読みやすいテーマです。
予算のお金を使って、国が企業と新しく契約を結ぶ金額のこと。企業の受注はこの契約から生まれるので、予算額より売上に近い数字です。
「17分野」が国の投資先になった
政府は重点投資対象を17分野に広げた。AI・半導体だけの話ではなくなっている。
2025年11月、日本成長戦略本部が初会合を開き、AI・半導体、造船、航空・宇宙、フュージョンエネルギー、防衛産業、コンテンツ産業などを含む17分野を重点投資対象と決めました。今年度の予算の解説では、造船・量子コンピュータ・合成生物学・海洋・レアアースが、防衛や半導体と並ぶ柱として扱われています。
政府が買い手として予算を出すと、対象分野の企業に需要が生まれます。ここが「マクロ(財政方針)→セクター(分野の受注)→個別企業」という流れの入口です。
ポイントは「予算に載った=すぐ業績が上がる」ではないこと。予算の枠が決まり、契約が結ばれ、納品・検収を経て売上になる。この順番を分けて見る必要があります。
予算から売上までには時間差がある
予算は枠であり、売上になるのは契約と納品が済んでからです。
防衛の場合、予算が計上されてから契約、納品、売上計上までには数年かかることが一般的です。新規契約額の8兆円超は、そうした「次の売上の種」の大きさを示す数字と見るのが妥当です。一方、造船や量子は研究開発の段階が長く、予算の多くが将来への投資に回るため、今年度の数字がそのまま決算に出るとは限りません。
会社員インデックス投資家の使い方
テーマを理由に新しく買い足すより、すでに持っている分が何に入っているかを先に確かめる方が筋です。
日本株のインデックスには、防衛・半導体・造船に関係する銘柄がすでに一定の比率で入っています。予算ニュースを見て個別株を買い増すかどうかは、まずインデックスの中身と重なっていないかを見てからでも遅くありません。
個別株で持つ場合は、決算での受注残や契約の伸びを確認し、ニュースの後追いになっていないかを見ます。
リスク:政策テーマは政権や予算配分で変わります。予算の大きさと株価の上がり方は一致しません。テーマに偏って持ち過ぎると、政策が変わった時に一度に影響を受けます。
出典:財務省「特集 令和8年度 防衛関係予算について」(2026年5月)/内閣府・日本成長戦略本部の重点投資分野(2025年11月)/投資情報サイトによる2026年度予算の概要(2026年)
自分ならどう考えるか
「予算に載った」という事実より、その先の契約がいつ、どれだけ出てくるかを見たいと自分は考えている。インデックスで既に持っている分を確かめてから、それでも足す必要があるかを決める。今のところは、受注が決算に表れるのを待つ立場です。
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※本記事はAIが収集した公開情報をもとに自動生成したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
