AI仕事術

Claude Codeの出力スタイルConciseを試したら、自分の説明文が429字→81字になった話

Claude Codeの出力スタイルConciseを試したら、自分の説明文が429字→81字になった話

Claude Codeの新しい出力スタイル「Concise」を試すために、今日のブログのネタ選びで自分が書いた説明文を数えてみたら、429字81字になっていた。

Conciseは何を削るのか

前置きと途中経過の実況を省き、結論から話す出力スタイル。作業そのものの丁寧さは変わらない。

Claude Codeは2026年8月17日〜21日の週に、バージョンv2.1.237で新しい出力スタイル「Concise」を追加した。公式ドキュメントによると、Conciseは結果を先に伝え、前置きや「〜します」「〜していきます」といった途中経過の実況を省く。一方で、作業の中身自体はデフォルトのスタイルと同じ丁寧さで行われる。説明を求めれば普段通り詳しく答えるし、エラー報告・セキュリティ警告・削除など破壊的な操作の確認は省略されず、そのまま表示される。設定はsettings.json(Claude Codeの動作を指定する、自分のパソコンの中にある設定ファイル)に1行書き足すだけで切り替わる。

自分の作業ログで比べてみた

「今日のネタを選ぶ」という同じ作業を2通りの書き方にしたら、429字が81字(8割減)になった。

このブログは毎朝、ネタ在庫から今日書く記事を1つ選ぶところから始まる。いつもの書き方(デフォルトのスタイル相当)だと、こうなる。

いつもの書き方(429字):
「承知しました。まずidea-stock.mdの中身を確認します。ファイルを読み込みました。今日は9月9日で奇数日なので、カテゴリは『AI仕事術』になります。AI仕事術のセクションを見ると、未使用のネタが数件見つかりました。それぞれの収集日と鮮度期限を確認し、期限切れのものを除外します。残ったネタの中から、post-log.mdに記録されている過去の投稿テーマと重複しないか、ひとつずつ照らし合わせます。企業事例系のネタは一次情報の裏取りが必要になるため、時間がかかりそうです。一方で『Claude Codeの新しい出力スタイル』というネタは、自分が実際に試して体験談として書きやすく、鮮度期限も先なので今回はこちらを選びます。選んだネタについて、公式のリリースノートで正確な情報を確認します。バージョン番号や設定方法など、具体的な数字を裏取りしてから執筆に進みます。在庫ファイルのチェックボックスを更新し、このネタを使用済みにしておきます。」

Concise相当の書き方(81字):
「在庫から『Claude Codeの出力スタイルConcise』を選定し、使用済みに更新した。理由:自己体験型で書きやすく、鮮度期限は2026年12月6日でまだ先。」

結論の中身は同じだが、文字量は約8割減。読む側からすると、「〜を確認します」「〜していきます」という実況を追わずに済む分、知りたい結論に早くたどり着ける。

40回試した人の検証結果とも方向は一致

同じ質問を40回試した第三者の検証でも、Conciseは文字量とコストを平均40%削減し、正答率は変わらなかった。

自分の作業ログ1件だけでは偶然の可能性もあるので、他の人の検証記事も探した。5つの出力スタイルを同じ質問で40回ずつ試した検証記事によると、Conciseは文字量・コストとも平均40%削減しながら、40回とも正答率は変わらなかったという。自分が測った8割減とは数字の大きさが違うが、これは比較したタスクの中身が違うため(自分が測ったのは「途中経過の説明」がもともと多いタスク、検証記事は複数種のタスクの平均値)。削減の方向自体は一致している。

省略されない部分もある

エラー報告・セキュリティ警告・ファイル削除などの「本当に実行していいですか」という確認は、Conciseでも省略されない。削られるのは前置きと途中経過の実況だけで、確認が必要な場面まで飛ばされることはない。

今日からできること

設定は/configメニューの「Output style」から選ぶか、設定ファイルに1行書き足すだけで切り替わる。

~/.claude/settings.json に以下を追記する:

{
  “outputStyle”: “Concise”
}

保存後、Claude Codeで /clear するか新しいセッションを始めると反映される。

あとから「もっと詳しく説明して」と頼めば、普段通り詳しい説明も返ってくる。ログを後で読み返す機会が多い人ほど、この変化を感じやすいはずだ。